ママたちに助けられる

車の運転が苦手です。
かつて、停まってるタクシーにぶつかったことがあったり、
道路を逆走してしまったことがあったりして、
幸いだれも怪我人は出なかったけど
「運転、向いてない。もう自分で運転するのはやめよう」と乗ってなかったんですよね。

しかし子供が産まれてから、子供と出かけるなら、公共機関に乗るよりも、
車で移動する方が断然らくだと気づいたのです。
だって子連れだと荷物も多いし、ベビーカーはエレベーターがあるところでないと使えない上に、
折り畳まなければならないシチュエーションの時も少なくなく、
車内で少しでも子が騒いだり泣いたりすると、周りに迷惑をかけているのではとビクビクしてしまう。

やっぱ車だな、と、ペーパードライバー講習に通い、運転の勉強をし直しました。
しかし、当時0歳の長女は車が大嫌い。
乗っている間中、ギャン泣きし通し。
娘の泣き声にテンパって、道を間違えて、
やっとの思いで目的地に着いた時には
「もう帰りたくない…」と思ったほど憔悴する始末。

それでまた、全く運転しない日が3年続いた先月のこと、
「やっぱり、運転しよう!」と思う事件が起こりました。

長女の幼稚園は行事が多く、親が幼稚園まで出向かなければならないことがよくあります。
ダンナは幼稚園の行事に参加するのが大好きなので、
それらのほとんどに参加してくれているのがいつもとても助かっているのですが
(他の保護者の方々に「あの人いつも来てるけど何してる人だろう…」と思われてるらしい)
その日はたまたま、彼が出張で留守。

生後6か月の次女を連れて(もちろんミルク2回分や、お湯や、着替えやオムツなどの荷物も)
電車やバスを乗り継いで片道40分かけて幼稚園に行き、
そこに、眠くてぐずりがちな時間帯の3歳の長女と、幼稚園の荷物が加わった状態で
どこかよきタイミングで、適当な場所で次女にミルクを飲ませながら
また同じ道のりを帰ることを想像するだけで
半月前から、かなりゆううつだった私。

そんな時、たまたまLINEのやり取りをしていた、娘と同じクラスのママから
「今日、幼稚園までどうやって行くんですか?」
と聞かれ
「電車とバスを乗り継いで行きますよー」
と答えると、なんと、信じられない返答が。

「赤ちゃん連れてそれは大変!今から迎えに行きます!」

ま じ か ! ですよ!
世の中にそんなことしてくれる人が、存在したの!?
だってそのママの家からウチまで、車で30分かかるんですよ!

申し訳ないので一度は断ったのだけど、
「もう出たから、出かけないで待っててくださいね!」
とのこと。

うそでしょ〜!?ホンマかいな!など一人で部屋の中うろうろしている間に
そのママは颯爽とすてきなベンツで登場し、私と次女をピックアップしてくれ、
さらに、幼稚園の行事が終わるまで近くで時間をつぶして待っていてくれ、
帰りも家まで送ってくれるという…。

なにこれ、夢?
そして私、ベンツに初めて乗ったよ…。

 

(※BMWの間違いでした…私、車にうとすぎ!)

子供たちが車の中で寝てしまったので、
母親同士いろいろと話もできて、そして、
「赤ちゃんがいてでかける大変さはわかりますから。
困ったときはお互い様ですよ」
と言ってもらい、まじで泣けました。

困ってる時に助けてくれるのはいつも、
同じような苦労をしてきた人たちだなぁ…。

「車に乗れるようにならなきゃ!」と強く思ったのは、その一件があったからなのでした。
だってなんだか申し訳なくって。

「運転が怖くないって催眠術かけてほしいわ〜」と常々思ってるくらい、
怖くて怖くて仕方なかったんですが
具体的に運転の何が怖いのか書き出して、頭の中を整理して、
運転中に気をつけるポイントを絞り、
緊張で指先が冷たくなったり、マジで吐きそうになりながら
がんばって幼稚園の送迎場所まで行ってみました。

幸い0歳(6カ月)の次女は、車に乗せても泣かない赤子なので
運転に集中でき、駐車場にうまく停められた時は、車中で本気のガッツポーズ!
ひと月ほど経った今も怖いけど、自宅と幼稚園の送迎場所の間ならなんとか運転できるようになり
雨の日でも濡れずに迎えに行けることが、うれしくて仕方ないです。

(「でもその距離なら、車で行くより、自転車で行った方が速い」
と最近知ってホゲー!て思ったけど。)

今年の目標の一つが、「ゴルフ場まで車で行けるようになること」なんですよね。
あと9ヶ月あるから、なんとかなるかなぁ〜。